2001年(平成13年)12月27日(木曜日)
ロト6第65回・抽せん実況中継:「最後の最後で大失態!」
12月27日。
ついに今年最後のロト6の抽せんを迎えてしまいました。
今回はCS(GAORA)の中継がなく、5時40分頃から、一勧の男性行員「磯野波平」氏が、準備を始めました。
常連客の一人は、この「磯野波平」氏に関して、
「初めは人のよさそうなおっちゃんかと思ったが、意外に頑固な人だよ。サザエさんの波平とそっくりだ!」
と言っていました。
この観客、私がこのサイトの主宰であることを知りませんが、やはり「磯野波平」に似ていると思っていたみたいですね。
昔私が若かりし頃、ロトくじを見るという仕事(?趣味?)をはじめる前はよく合コンに行っていましたが、「今日は松たか子似が来るよ」って言って友達を期待させたら「似てねージャンかよーッ!」って文句を言われたことがありました。
このときから自分の感性に自信がもてなくなったのですが、今回の意見の一致に少々自信回復。
さてさて、抽せんですが、今日のボタン押し女性行員は大阪の通天閣に鎮座している「ビリケンさん」激似の女性行員でした。
年末になると通天閣で越年の行事として行く年来る年の干支の人形を飾ってイベントをしますが、ことしもそのような時期になりましたね。
この「ビリケン」激似の女性行員がリハーサル抽せんで大失態。
本数字抽せんが終わった後に夢ロトくんを操作してボーナス数字抽せん機に37個のボールを落とすのですが、操作を誤って更に下の「予備抽せん機」まで球を落下させてしまいました。
ロト6草創期にこのようなことがありましたが、そのときはその予備抽せん機でそのまま抽せんしていました。
第65回ロト6 リハーサル抽せん数字
ボーナス数字
第53回ロト6以来の久しぶりのお出ましで9回目の出現となりました。
「43」は比較的コンスタントに出ていましたが、今年の後半ではジリ貧状態を余儀なくされました。
来年はどのような出目になるのでしょうか?期待したいところですね。
注目する2個目は「10・黄」が出現。
年末最後になると超負け組か超ご無沙汰数字が顔を出しますが、この法則は決して違えませんでしたね。
といっても「10」はミニロトでは最多出現ですが、ロト6では最低の出目数でした。
今回でやっと5回目。
「06」「29」と最低タイとなりました。
次に出現した3個目は「23・ベージュ」。
第60回ロト6以来9回目となりました。
「23」は第5回からいきなり3連発のデビューを飾ったものの10〜20回台で長い沈黙を形成。
その後もあまり元気がない数字でした。
ミニロトでも掴み所がない数字です。
来年に期待しましょう。
4個目は、「02・ベージュ」。
一桁台では唯一一人気を吐いている数字です。
先週から2週連続の出現ではや12回目を記録しました。
爆裂というわけではないのですが、来年も注目したい数字と見ています。
今日は観客に若いOLがおり、数字が摘出されるたびに「すご〜〜〜い」って一々歓喜の声を上げていましたが、何がすごかったんでしょうか??
期待する5個目は「31・黄」が出現。
第56回ロト6以来で9回目の出現となりましたが、今日はミニロトとロト6のそれぞれ最大数字がカップルで出てきたことになります。
これはロト6史上初めてのことです。
最後の6個目は「22・緑」。
負け組数字が最後を締めました。
先週に引き続いての出現で、7回目の出現となりました。
「22」は第30回ロト6まで沈黙を保ち、その後たびたび出ていましたが、連続出現は今回が初めてです。
ここで37個ボールが本数字抽せん機からボーナス数字抽せん機に落下され、立会人らによって37個のボールが確認。
今日の立会人は全国自治宝くじ事務協議会事務局長代理と、一勧の宝くじ部企画調査役(何をする人なのだろうか?)が立会人でしたが、2人とも背広はサイドベンツでしたね。
立会人はパイプ椅子に座るのですが、しわが寄らないように気でも使っているのでしょうか?
ちなみに私はサイドベンツの背広は一着も持っていません。
1等は「138,826,100円」。
キャリーオーバーもなく、年明けの抽せんは何の楽しみもなく一から出直しですね。
ロト6摘出順 | セット球 | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | B |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第0065回 | Iセット | 43 緑 | 10 黄 | 23 ベ | 02 ベ | 31 黄 | 22 緑 | 28 青 |
本数字
ボーナス数字
等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 2口 | 138,826,100円 |
2等 | 11口 | 22,716,800円 |
3等 | 438口 | 684,600円 |
4等 | 21,072口 | 12,500円 |
5等 | 363,414口 | 1,000円 |
co額/売上 | 0円 | 3,234,066,200円 |
今日のリハーサル抽せんでは操作ミスでボーナス数字抽せん機に移すはずの球がその下の予備抽せん機まで落下したと上記に記述しましたが、この落下した球を2人の立会人が素手でボーナス数字抽せん機に戻していました。
しかし、これは大変な問題があります。
素手で触るということは球に何か異物をつけることもできますし、はたまた球を入れ替えたり、増やすことだってできるわけです。
このように嫌疑をかけられるような立会いの仕方には問題があります。
本番でも同じことをするのでしょうか
【第65回ロト6せん概況】
1等は1億3882万円の2口当せん。
負け組トップの「10」が年末押し詰まっての出現となり、やっと5回目。
「02」「22」が連続出現した。最大数字「43」が1個目出現をし、9回目の出現となった。
ボーナス数字「28」は5回目となり、「13」「22」と最多タイとなった。
売り上げは32億3406万円となり、ビッグキャリーオーバーを引っさげて抽せんされた第56回以降連続10回の30億円越えとなったが、越年のキャリーオーバーは発生しなかった。
年末最後の抽せんとあって、観客数は多く、忘年会前に寄り道したOLによれば、「5等が当たってラッキー!来年こそは良い年になりそう」と元気の良い一言も。
【神田 弘一・記】
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
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