2001年(平成13年) 3月20日(火曜日)
ミニロト第89回・抽せん実況中継:「赤ちゃんもミニロト?」
3月20日、春分の日。
オフィス街の内幸町も祝日は街全体が閑散としてしまいます。
今日は日中は良く晴れ上がった晴天で、だんだん春が近づいているという感じです。
早くミニロトで春が来ないかなあ。
今週のミニロトの売上げは続急落。
先週のニューヨーク市場やナスダックの暴落にお付き合いしているようにも思えます。
サッカーくじの影響があるのかも知れません。
ロト6は当せん金額が破格ですので、サッカーくじよりも魅力がありますが、ミニロトを買うならトトを買うという人が多いのも事実です。
ですから、テラ銭を稼ぐことばかり自治体は考えないで、ミニロト改革をして欲しいのです。
ミニロトの抽せんはいつも超閑散ですが、実は祝日とぶつかると、いつもとは違う客層の観客が多く見受けられます。
リハーサル抽せんの段階から、超ド素人とおぼしきオバさんが2人、立会人席の後ろを陣取り、証票を片手にアツクなっていました。
「リハーサル抽せんは関係ないんだよ。」と言ってあげたいくらいでした。
また、家族連れも多く、場内には赤ちゃんが3人もいて、あっちでこっちで泣き声わめき声の嵐でした。
宝くじドリーム館は託児所ではないんだよね。
それとも、赤ちゃんのときからミニロト教育でしょうか。
そうそう、何でも幼いときの教育が重要なんですよね(そうかなあ??)。
いつもよりも少しは活気があった宝くじドリーム館で、3人の赤ちゃんが見守る中で、第89回のミニロト抽せんが始まりました。
今日の司会受付嬢は3週続けて、鉛筆のような足の持ち主でした。
休日出勤ご苦労様です。
もうミニロトの司会進行は手馴れたもので、台詞なんか殆ど記憶しているみたいです。
ちなみに私だって何も見ないで司会できますよ、きっと。
もう1年半も抽せんを見ていれば覚えてしまいます。
また、ボタン押し女性行員は私の顔を見るなりハンカチで口を抑えてクスッと笑うんですよね。
ここに書かれるとでも思ったんでしょうか。
また、パソコン操作女性行員はロト6でキャリーオーバーメーカーのM上氏でした。
さて、抽せんですが、最初に摘出されたのは「黄27」でした。
何と3週連続の出現を遂げてしまいました。
実は「27」は過去2週の出目で絶対に出現すると思っていました。
1枚の証票に全部「27」を入れて買いました。
これが1等の序曲となるのでしょうか。
期待する2個目は「紺24」。
「24」は往年の勝ち組数字ですが、第86回で出現し、少々不穏な動きをしているのが気になります。
ちょっとマークする必要がありますね。
次に出現した3個目は「ベ07」。
負け組数字もはや11回目の出現となりました。
佳境に差し掛かった4個目は「緑29」。
先週「30」が出現して、その「マイナス1」の数字ですが、この「マイナス1数字」は当会が1月に東海テレビの「すっぴんテレビ」で指摘していました。
馬鹿にできないんですよ。
最後を〆る5個目は「赤05」でした。
往年の負け組である「05」は第61〜70回でとんでもなく強い出方をしましたが、前々回の出現で反撃の烽火の可能性があると記しました。
26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下し、2名の立会人が数を確認後、抽せん機が回転し始めました。
もうだれも注目していないボーナス数字なのに、ボタン押し女性行員はなかなかボタンを押してくれません。
結局「ベ14」が出現。
20番台が3個出現して1等は1900万円となりました。徐々に復調してきましたね。
来週は弥生最後の抽せんとなります。
ミニロト摘出順
セット球
一
二
三
四
五
B
第0089回
Dセット
27 黄
24 紺
07 ベ
29 緑
05 赤
14 ベ
本数字
ボーナス数字
等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 13口 | 19,086,400円 |
2等 | 86口 | 207,200円 |
3等 | 2,393口 | 12,900円 |
4等 | 75,811口 | 1,000円 |
ミニロトでもロト6でも立会人が2名います。
今日は第一東京弁護士会の弁護士と一勧の宝くじ部部長代理が来ていました。
弁護士立会人は正直なところお客様みたいなもので、毎回違う人が来ます。
一勧の方はある程度輪番になっていて、5〜6名が順繰りになって立会人を務めます。
弁護士立会人は抽せんに関しては右も左も分からず、終わってみれば13999円もらえるといった感じですが、一勧の係の人によって、随分対応が違うようです。
いつもなら、一勧立会人が懇切丁寧に抽せんの概要や、ナンバーズの説明など、情宣活動も含めいろいろなことをお話していますが、今日のU氏は別の一勧行員のN氏とずっと喋りっぱなしで、弁護士立会人なんかそっちのけといった感がありました。
結構男前のこの弁護士立会人、日本の宝くじの歴史のコーナーであっちをウロウロ、こっちをウロウロで、私はその挙動をずっと見ていましたが、ちょっとかわいそうでした。
抽せん終了後、都営三田線の内幸町駅の公衆電話で、寂しそうな後姿で電話していたのが印象的でした。
自宅にでも電話していたんですかねえ。
まあ、球の大きさや重さを計測して、抽せんで球が出てくるところを眺めているだけで13999円もらえるんだから同情することもないですかね。
逆に弁護士立会人に「同情するなら金をくれ!」と言われちゃうかな??
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
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