2001年(平成13年) 7月24日(火曜日)
ミニロト第107回・抽せん実況中継:「詫び文掲示」
7月24日。
東京はヒートアイランド現象の影響か、まるで山の天気のような日々です。晴れているかと思えば、突然雲行きが怪しくなって、いきなり土砂降りの雨に降られることがしばしばです。
昨年の梅雨には宝くじドリーム館は入り口が冠水し、宝くじドリーム館と直結している都営三田線内幸町駅は雨漏りだらけとなったことがありますが、そこまでの雨はいまのところありません。
5時40分頃からミニロトの抽せんの準備が始まりました。
ところが、今日はちょっと特殊な日で、いきなり北野大似のドリーム館の館長が
「このあいだはご迷惑をおかけしました。すみません。」
といきなり謝ってきました。
この館長はすごく人が良さそうな人で、先週の木曜日の売り場の発券機のトラブルで、15人の客がロト6を購入できなかった件について被害を受けた人に個別に謝っていました。
まあ、いろいろ調べてみると本当は宝くじを売る会社(私は昨年名古屋の宝くじを売る会社に所用があって行ったことがありましたが、地図に売り場の位置が記されていて、その近辺の住民数がピンの色で示されていたのには驚きました。ものすごいマーケティングの仕方でした。)が我々に謝りに来なければならないんですよね。
一応、ドリーム館付設の売り場には「お詫び」と称した謝罪文が掲示されていました。
詫び文を掲示することは当然なのですが、その脇に「6時30分になると発売を終了するゆえ購入できないことがある」という旨の掲示も同時に掲載されており、何だか全面的には謝らないぞという意図が見栄見栄でした。
普通選挙法とともに治安維持法を抱き合わせに施行されたときの気分ですよ。(??ドウ言う意味でしょうか??)
午後6時丁度から始まるリハーサル抽せんは、何のアクシデントもなく行われました。
ボーナス数字の球を飛び出した球として、非常時の練習をしていましたが、このとき飛び出したとされた球は「13」。
女性行員が「13」の球を一勧側からの立会人男性行員K村氏に渡し、遅刻の常習犯である、全国自治宝くじ事務協議会事務局長代理のK林氏(今日は6時前のご出勤でした)とともに球に傷がないかどうかを確認する振りをして、
「ボールが飛び出しましたが、異常がないようなので、戻します。」
と言って、本数字抽せん機に残った球を数え始めました。
でも、ボーナス数字抽せん機に一体いくつの球があるのか、数を言わないのは相変わらずで、さすがにリハーサル抽せん後に指摘して差し上げました。
今までの抽せんで大きなトラブルは無いのですが、私を含め数名の観客は2年近く殆ど欠かさずに抽せんを見ているわけで、抽せん方法の不備はあちらこちらにあるんですよね。
ことある毎に教えてあげるのですが、不評男性行員のN井氏のように「お前の話なんか聞いてられるか!」という態度を取る人には一切教えません。
さて、最近ミニロトでも観客が少しは集まるようになりましたが、売り上げは8億5000万円割れとなりました。これからお盆に向けて減少することは明らかです。
宝くじドリーム館で、第107回ミニロトの抽せんが始まりました。
先陣を斬る第1個目は「青08」。
第95回ミニロト以来の17回目の出現でした。ここしばらく沈黙を保っていましたが、今回ブレイクしてくるかなあ??
期待する2個目は何と負け組数字の「赤12」。
先週も2個目に出現してきました。14回目の出現となりました。前回の出目「11」プラス1数字でしたね。
次に出現した3個目は「赤26」。
第101回ミニロト以来23回目の出現でとなりました。
佳境に差し掛かった4個目は「黄04」。
先週の出目「03」「05」のカンチャン数字はバッチリ出現しました。
どうです??カンチャン数字は出るでしょ!
第104回ミニロト以来18回目の出現となりました。
往年の負け組数字の「04」ですが、出現平均値(17.3回)を上回ってきました。
最後を締める5個目は「紫27」が出現。
第105回ミニロト以来17回目の出現となりました。
26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下し、2名の立会人が数を確認後、ボーナス数字抽せん機が回転し始めました。
誰もが冷めて見ていたボーナス数字は「18」が出現。
先週の本数字でした。
「04」「08」「12」なんてミニロトビギナーがいかにも書きそうな数字で4等は800円に甘んじました。
ミニロト摘出順
セット球
一
二
三
四
五
B
第0107回
Hセット
08 青
12 赤
26 赤
04 黄
27 紫
18 黄
本数字
ボーナス数字
等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 38口 | 6,588,200円 |
2等 | 200口 | 89,900円 |
3等 | 4,217口 | 7,300円 |
4等 | 96,224口 | 800円 |
ドリーム館にはガードマンが2〜3名ウロウロしています。
かつては1名しかいなかったのですが、ロト6が始まった頃から2名はいるようになりました。
ただ、警備をしているだけならなんでもないのですが、今日なんか私が傘を傘立てに立てて鍵をかけるところをずっと見ていたんですよね。
なんだかすごく不愉快でした。傘が銃に変わるとでも思っているのでしょうか??
でも、ドリーム館にはいやがらせの電話が掛かって来ることがあるようで、ミニロト草創期に
「どうして「02」ばかり出るんだ!!インチキしているのか!!」
と苦情の電話があったそうです。
万が一のことを考えて警備を強化しているようです。
でも、あまりに警備を厳しくするあまり、普通の観客を不審者扱いするガードマンもいて、困ったものです。
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
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