2001年(平成13年) 11月27日(火曜日)
ミニロト第125回・抽せん実況中継:「前代未聞の大茶番劇」
11月27日。
ついに年末の足音が露骨に響いて参りました。
年末ジャンボ宝くじの発売が本日から始まりました。
「おおみそかに億万長者が・・・・」という所ジョージの悪魔の囁きにどれだけの日本国民が藁をも掴む思いで年末ジャンボを買うのでしょうか??
相変わらず西銀座チャンスセンター(旧・西銀座デパートチャンスセンター)では1番窓口に長蛇の列のようです。
私はチャンスセンターで購入したことはありますが、何十分も待って1番窓口で買いたいと思ったことはありませんね。
さてさて、第125回のミニロト抽せんはミニロト史上初(ロト6でもないことですが。)の
立会人不参
というとんでもない事態が発生しました。
今日予定されていた外部立会人は全国自治宝くじ事務協議会事務局長代理のK林ハジメ氏でしたが、彼は言わずと知れた遅刻の常習犯で、リハーサル抽せんにいないのはザラ。
観客の気をいつももませる立会人です。
「どうせいつもの通り遅刻なんだろ」という声が聞かれる中で、20分・25分となっても来ないところを見て一勧の男性行員はソワソワした様子が隠せずでした。
すると宝くじドリーム館に電話が入り、緊急事態発生で、立会人がこれないということが報じられ、今日使用されるセット球が誰によって決められたのかは判りませんが、6時30分になってやっと計量が始まりました。
※注釈1:
ロトくじ黎明期は、委嘱弁護士がセット球を決めていました。
現在は、「みずほ銀行宝くじ部」が事前にセット球を決めています。
※注釈2:
計量は、18時15分前後から開始するのが定例です。
抽せん開始は18時45分ですから、18時30分から計量を開始すると抽せんギリギリの時間です。
ところが、全国自治宝くじ事務協議会事務局長代理の代わりに立会人を務めたのは一勧の男性行員。
なんと、ミニロトの抽せんは一勧の思うままになりかねない事態となりました。
もう6時45分からの抽せんに間に合わせようと計量は殆どやっつけ仕事状態。
軽い球があってもお構いなし。
今日のセットは「22」と「29」が極端に軽く、怪しい限りでした。
出たら一勧の陰謀だぞぉと言いたい気分。
先陣を飾る1個目は、「02・緑」が出現。
第118回ミニロト以来26回目の出現となりました。
往年の勝ち組数字である「02」でしたが、全くのノーマーク。
期待する2個目は「29・青」。
第119回ミニロト以来18回目の出現でしたが、計量で非常に軽かった球がここに出てきてしまいました。
これで「22」も出たら怪しいぞ!!!
次に出現した3個目は「27・紫」。
先週に引き続き25回目の出現となりました。
100飛び台で猛烈に出現した「27」が再度烽火をあげるのでしょうか。
佳境に差し掛かった4個目は「22・青」。
第110回ミニロト以来24回目の出現となりましたが、もう怪しいですよね。
軽い球ばかりが出ているわけです。絶対におかしいですね。
最後を締める5個目は「21・紺」が出現。
第105回ミニロトで3連出現を完成させて以来の17回目の出現となりました。
何とミニロトもロト6と同じ轍を踏み、20番台の強烈出現となってしまいました。
26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下し、一勧の2名の立会人が数を確認(しているのかどうかは判らないが・・・)後、ボーナス数字抽せん機が回転し始めました。
誰もが冷めて見ていたボーナス数字は「24・ベージュ」が出現。
ボーナス数字としては2回目の出現となりました。
ミニロト摘出順
セット球
一
二
三
四
五
B
第0125回
Hセット
02 緑
29 青
27 紫
22 青
21 紺
24 ベ
本数字





ボーナス数字

等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 23口 | 13,130,500円 |
2等 | 99口 | 219,100円 |
3等 | 2,749口 | 13,600円 |
4等 | 87,188口 | 1,100円 |
最近のミニロトやロト6の抽せんはなにやら物々しい雰囲気で、警備員が警棒なんか持って仁王立ち。
今日は観客の一人がDVCで抽せん機や抽せんの様子を撮影していたら、柵内に機器を置く置かないで大騒動となりました。
観客の中には平気で柵内で撮影している人がいても注意しなかったり、メディアには極端に甘い一勧の対応を見ている常連客にとっては不満だと思います。
今日はどこぞから素人集団らしき人々が場内を撮影していましたが、この人たちが宝くじドリーム館内で携帯で大声で通話していても警備員はそばを知らん顔して通るなどおかしな対応ばかりです。
いつもなんかテロでもあったかのように飛んでいって不動明王みたいな形相で立ちはだかるのにね。
【谷澤 良平・記】
【第125回ミニロト抽せん概況】
1等は1313万円の23口当せん。
先週の第60回ロト6同様、20番台に極端な出目の偏りを見せてきた。
「27」が先週までの隔週出現をブレイクして連続出現したほかは、比較的ご無沙汰数字が目立つ展開となった。
ボーナス数字は「24」で第120回にボーナス数字として初出現して以来、短い周期での再出現。
売り上げは10億2149万円と600万円強の増加。
ロトくじ史上始まって以来の外部立会人の不参で、一勧立会人2名で行った抽せんを見た観客は
「緊急時の対策が何もなされていない一勧には不満だらけだ!」
と吐き捨てるように苦言を呈しドリーム館を去った。
【神田弘一・記】
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
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