2002年(平成13年) 2月5日(火曜日)
ミニロト第134回・抽せん実況中継:「闇に葬られた487万円!」
2月5日。
一昨日は節分でした。「鬼は外、福は内」と豆まきを一応しておきましたが、豆まきをして喜ぶのは土鳩くらいですね。
今年はミニロトででかく1000万円超当てて、多少は楽しい生活をしてみたいものですが、いつになることやら・・・
さてさて、先週神田弘一氏が当欄で、立会人として来た第一東京弁護士会の弁護士や、全国自治宝くじ事務協議会事務局長代理を抽せん開始まで接待もせずにホッタラカシにしていると指摘してから、ここ2回はどこぞに連行しているようです。
ホッタラカシという言葉にビビったのでしょうか。
一応依頼して呼んでいるんだから、コーヒーの一杯でも出して接待すべきですね。
誰でも普通に思うことです。
今日は、普通に5時40分頃から抽せんの準備が始まりました。
ところが、ボタン押し女性行員や、パソコンを操作する女性行員が、リハーサル抽せんの直前で慌てて名札を外しているという行為に神田弘一氏は
「一勧は相変わらず世間と逆行した体質だ。だから、みずほHDの株が20万円を割り込むんだよ」
と半分憮然とした表情でした。
こんな調子じゃ10万円割れも時間の問題でしょうし、そのうち国有化なんてことになったらミニロトはどうなるのだろう?と一瞬思ってしまった筆者です。
ちなみに今日のボタン押し女性行員はボタンを押すのがあまりに早く、本数字抽せん機上を回転運動する球が全て側壁に十分接触して回転していたかどうか、正直疑問でした。
ちなみに側壁に接触して回転しないと球は摘出されない仕組みになっています。
さて、第134回ミニロトの第1個目は、「18・緑」が出現。
ボーナス数字を挟んで4回連続出現を記録しました。
この強さは一体何なのでしょうか?
23回目の出現です。
次に出てきた2個目は「13・紺」。
一週置いて22回目の出現を数えました。
今日使用されたセット球では「13」は4回目の出現でした。
期待する3個目は「04・緑」が出ました。
先週に引き続いての出現で22回目。
往年の負け組数字ですが、やっと出現回数の平均を回復してきました。
今日は妙に「濃い」色がよく出てきますね。
佳境に差し掛かってきた4個目は「05・青」が出てきました。
昨年の11月20日以来28回目の出現となりました。
久しぶりに出てきたという感があります。
「04」「05」の連続数字の出現は昨年の5月1日以来だそうです。
最後を締めくくる5個目は「16・黄」が出現しました。
第126回ミニロト以来22回目の出現。
今日初めて明るい色の球が出てきましたね。
本数字抽せん機に残された26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下して、2名の立会人が26個の球の数を確認。
ボーナス数字抽せん機が回転し始めました。
ボーナス数字は「20・紺」が出現しました。
ボーナス数字としては8回目の出現で、出現回数では2位タイとなりました。
1等は1650万円。欲しいなあ。
※注釈:
現在は閉鎖されています。
宝くじの期待値は100円あたり45円(安すぎます!)ですが、ロトくじ(特にミニロト)はいつもこれを下回ります。
ミニロト第134回の端数切捨て金は以下の通りです。
1等1,027円(1口あたり54円)
2等3,987円(1口あたり51円)
3等392円(1口あたり0.12円)
4等4,872,713円(1口あたり50円)
即ち4等の本当の当せん金は1,050円なのです。
ただ、100円未満を切り捨てているためこれを全部かき集めた487万円は胴元に残っているわけです。
これを1等に廻すとか、ミニロトにもキャリーオーバーを導入するなど策はいくらでもあると思います。
これは購入者が怒りをアラワにしないと動かないと思いますが、いかがでしょうか。
まさか一勧の不良債権処理に使われたりしているんじゃと思ってしまうのは私だけなのだろうか・・・
ミニロト摘出順 | セット球 | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | B |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第0134回 | Aセット | 18 緑 | 13 紺 | 04 緑 | 05 青 | 16 黄 | 20 紺 |
本数字
ボーナス数字
等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 19口 | 16,508,600円 |
2等 | 77口 | 292,600円 |
3等 | 3,075口 | 12,700円 |
4等 | 97,295口 | 1,000円 |
売れれば何でもやるというのが、最近の宝くじのような気がします。
これは、記念切手を大量発売する総務省と何ら変わらないように思います。
地域限定発売の「ふるさと切手」なんか、希少価値のイメージを定着させていますが、最近総発行枚数が非公表になっており、増刷しているという噂すらあります。
話しを元に戻しますが、現在発売されているスクラッチくじに「ケズリスラッキー迷路(全国自治宝くじ第435回)」があります。
1等100万円が100本(あまりに当たらないので、本当にあるのかと疑問に思うが?)ですが、スタートから矢印に沿ってマスを削っていく類のものです。
マスは15マスしかないのですが、この狭い平面を削ってあちらこちらタライマワシにされた挙句に「ハズレ」という無常の3文字を突きつけられたときは怒り爆発です。
そのとなりにはコマや玉や空き缶の絵が描いてあって、怒りに油を注ぐようになります。
むかしから迷路のインスタントくじはありましたが、散々タライマワシにして最後にハズレなんてちょっと悲しいですね。
【谷澤 良平・記】
【第134回ミニロト抽せん概況】
1等は、1650万円の19口当せん。久しぶりにやや上向きの当せん金額となった。
第95回以来の「04」「05」のカップル出現を記録。
「18」はボーナス数字を挟んで4回連続出現となった。
ボーナス数字は「20」で「03」と並び8回目を記録。
「15」に次いで2番目にボーナス出現の多い数字となった。
売り上げは10億6093万円と先週より386万円アップ。
1等〜3等まで軒並み当せん金は上昇したが、4等の端数切捨て金額は487万円にも上り購入者に不信感を持たせる要素が残ったのは残念なこと。
【神田 弘一・記】
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
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