2002年(平成14年) 2月12日(火曜日)
ミニロト第135回・抽せん実況中継:「ディスクロやや前進?」
2月12日。
毎回寒空の中、神田弘一氏とともにスタッフの一人が宝くじドリーム館に向かいます。
宝くじドリーム館の中では決して神田弘一氏は話をしてくれませんが、これはスタッフに変な先入観を持たせないという神田弘一氏の意向があるからです。
少々遠目で抽せんの様子を見ている次第です。
いわゆる「売り上げ」のことです。
※注釈1:
現在では当たり前のように表記されている「発売実績額」(現・販売実績額)が、ここに誕生しました。
これによって、場内で観客に配られる抽せん結果を記入するビラにもその欄が加わり、従来A4横型のビラはA4縦型に変わりました。
しかし、ビラには「販売実績額」と書かれていてどうも整合性がありません。
きちんと一致させて欲しいと思います。
※注釈2:
現在は「販売実績額」に統合されています。
一勧しっかりしろよ!
→ 長々しい抽せんルール説明が読まれた日
第135回ミニロトの第1個目は、「07・赤」が出現。
1週置いての出現で23回目となりました。
先々週とその前とで2週連続出現していましたが、神田弘一氏が昨年末発売の「日刊ゲンダイ・新春特別号」で「2週連続出現数字攻略法」という画期的な視点を執筆していましたが、ズバリドンピシャでした。
次に出てきた2個目は「09・紺」。
第131回ミニロト以来で20回の大台乗せを実現してきました。
「09」はここ中3回の空白を置いて出現していましたので、今回は出番だった数字です。
あまりにシナリオどおり過ぎます。
期待する3個目はななななな何と「08・紫」が出ました。
第127回ミニロト以来21回目、今年初めての出現でしたが、3個目までで「07・08・09」の3連続数字が完成してしまいました。
会場からはどよめきの嵐。
今回使用されたセット球は波乱を呼ぶセットで、連続数字がよく出る傾向があります。
第7回のミニロト史上最高の1等上限4000万円を輩出したのはこのセットです。
抽せん前に今回使用されたセットが選ばれると我々はすかさず連続数字を買いまくるのですが、「04・05・06」に山をかけてしまったので、悔しい限りです。
半分怒り、半分投げやりになってしまった場内の観客を尻目に抽せんは淡々と続けられました。
佳境に差し掛かってきた4個目は「04・緑」が出てきました。
3週連続の出現で23回目。
往年の負け組数字であった「04・07」の揃い踏みであります。
ここまで一桁数字が4つも爆裂。
とにかくびっくりびっくりしました。
最後を締めくくる5個目は「24・青」が出現しました。
第132回ミニロト以来25回目の出現。
さすがに5個目まで一桁台だったら正直舞台に上がって文句言ってやるという観客までおり、そんな穏やかならぬことをするんじゃないよとは言っておきましたけど・・・
本数字抽せん機に残された26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下して、2名の立会人が26個の球の数を確認。
ボーナス数字抽せん機が回転し始めました。
ボーナス数字は先週に引き続き「20・黄」が出現しました。
ボーナス数字としては9回目の出現で、出現回数では単独2位となりました。
売り上げの市民権を認める方向で一勧が動いていることはいいことなのですが、新聞などには公表するのでしょうかねえ?
逆効果のようにも思います。
「こんなに売っているのに1等はたったのこれっぽっちか」とも思えますし、ましてやエクセルで計算すれば端数の切捨て金が簡単にだれでも計算できてしまいますから、「こんなにボッタくって」と思わせるようなものです。
明日の新聞が見ものです。
ミニロト摘出順 | セット球 | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | B |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第0135回 | Fセット | 07 赤 | 09 紺 | 08 紫 | 04 緑 | 24 青 | 20 黄 |
本数字
ボーナス数字
等級 | 口数 | 配当金 |
---|---|---|
1等 | 21口 | 14,793,100円 |
2等 | 90口 | 247,900円 |
3等 | 3,048口 | 12,600円 |
4等 | 93,399口 | 1,000円 |
ドリーム館付設の宝くじ売り場が新装のため、先月中旬より工事が行われていました。
本日これがオープンし、どんな状態になったか興味深々でした。
基本的にはロトくじの発売所が大幅に改装され、建物の内部の方まで抉り取られたようなレイアウトです。
マークシートを記入するテーブルも大きく設計され、これなら、記入で窮屈な思いをしなくて済みます。
風が強いときもある程度しのげるでしょうし、客の立場にたった改装であることは大変良いと思います。
また、他の売り場にはない「LOTO VISION」という液晶画面が設置され、過去の数字選択式宝くじの当せん番号などが表示され、まさに21世紀型の宝くじ売り場を思わせる概観です。
ただ、他の窓口は従来と全く同じで、何ら進歩はないようです。
改装前、売り場には相当の人数の販売員がいましたが、随分削減されてしまったようです。
いい加減に禁煙にしろ!
昔から神田弘一氏が再三言っていましたが、ドリーム館を禁煙にすべきだと私も思います。
携帯電話や、館内の飲食には妙に敏感な割りに、喫煙だけは野放し状態です。
よっぽどタバコの煙の方が迷惑だと思います。
今日は、若い女性が病的にタバコを吸いまくっており、大変見苦しかったです。
企業では禁煙がどんどん進む世の中になるはずです。
タバコを吸う暇があったら仕事をするべきです。
神田弘一氏は当会のスタッフを選定するときに「タバコを吸う奴は採用しない」とはっきり言い切っています。
ここまでタバコが嫌いな人も珍しいのですが、理にかなっていると思います。
【谷澤 良平・記】
【第135回ミニロト抽せん概況】
1等は1479万円の21口当せん。
今回使用されたセット固有の特徴が大いに影響し、「07・08・09」の3連続数字が出現。
この現象は過去に第7・11・65・84回にあり、このセットでは今回で5回目の変則的な出目となった。
「07・08・09」の3連続数字は平成11年年末最後の第26回抽せん以来109回ぶりのことで、ミニロトで3連続箇所の数字までもが一致したのは今回が初めて。
売り上げは10億5075万円と先週より1017万円のダウンで反落。
観客は多少増加したものの危険な人物も出没せず平穏無事に終わった。
【神田弘一・記】
このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。
sml6 ミニロト6研究会
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