2004年(平成16年) 8月17日(火曜日)
「遂にセット球公開!」
2004年(平成16年) 8月17日。
連日猛暑の東京地方ですが、ここ数日は涼しくなったように思います。
このまま秋になるのか、それとも猛暑がぶり返すのかまだわかりませんが、8月も下旬に入り、だんだん涼しくなることでしょう。
ところで、今日は大きな動きがありました。
ミニロト・ロト6で使用しているセット球について、舞台上に公開するという計画がありました。
この件については、私たちは早い時点から情報を掴んでいましたし、強く要望していたことです。
8月から行うという話でしたが、月末でも8月なので、いつになるのかと気をもんでいましたが、やっと本日から公開されるようになりました。
恐らく明後日のロト6でも公開されるものと思われます。
【ミニロトのリハーサルと検定の状況】
ミニロトのリハーサル抽せんは午後5時59分から始まりました。
いつも通りにリハーサルは始まりましたが、どうも舞台下手に設置されたセット球の棚が気になって仕方ありません。
本日はデジカメを持ち合わせていなかったので、即座に撮ることができませんでしたが、アクリル製のボックスに10段の棚が用意され、上段からA・B・C・D・E・F・G・H・I・Jの順にセット球が置かれていました。
セット球が入った箱の側面にはそれぞれにA〜Jと印字されたシールが貼られていました。
これは、昨年6月まで使用されていた旧球のときにははっきりと見て取れたのですが、新球に更新されてから隠匿するようになり、私たちは再三みずほに抗議しました。
→ 球の材質を変えるらしい!
→ 新球情報一挙公開!
→ 女弁護士にエ●オヤジ集結!
→ 秘匿主義はみずほのナチス化
今回のシールの貼り換えで、セットの判別はかつてよりしやすくなりました。
しかし、このシールの大きさは10種類均等の大きさではなく、バラバラ。
みてくれとパフォーマンスを重視するみずほ銀行にしては随分お粗末な対応だと思います。
舞台上に設置して観客に見せる分けだからもっときれいにカットして貼るべきです。
いかにもセット球の公開を渋々やっているという姿勢が感じられます。
セット球が格納されている箱はアクリル製で無色透明。
前面には観音開きの扉があり、扉にはフック式の鍵がついています。
といっても南京錠がついているわけではないので、だれでも取り出せそうな感じです。
Jセットの下は50センチくらい空きがあって、取り出したセットをここに置いて鍵を閉めるときには便利のようです。
リハーサルは淡々と進められ、本数字は「10→30→14→13→23」と出現し、ボーナス数字は「25」でした。
第265回ミニロトリハーサル数字 摘出順
ボーナス数字
「本日からミニロト・ロト6で使用されるボールを全国自治宝くじ事務協議会のご指導により公開いたします。」
という内容の発言をしました。
突然の宣言だったので私も少々びっくりしましたが、この文言を見てもセット球の公開はあくまで「全国自治宝くじ事務協議会」がうるさいからしたと聞こえます。
ただ、腰の重いみずほ銀行が、1年もかかったとはいえ、セット球全公開をしたのは画期的なことです。
鈍牛みずほを動かした力には感謝したいと思います。
本日のセットはGセット。
格納されたボックスから、抽せんを仕切る「チーフ」と呼ばれている係をつとめるM氏(別称:磯野波平氏)が取り出しました。
ところで、どこぞの雑誌がセット球理論とか言って載せているところがありますが、我が物顔で公開しているセットの履歴は一部間違っており、しかも新球と旧球の違い(一部で色の配列が異なっています)も考慮していません。
おまけに、会場に来なければ分からないセット球で、次は何が使われるとか、使う傾向だけを分析し、どんな数字が出るのかということに言及していないのはナンセンスです。
私がセット球情報を提供しているのは「主婦と生活社」様だけです。
あとは全部パクリですので、注意してください。
ちなみに、当会のHPからの転載はわかるようになっています。
セット球の検定が始まりましたが、今日の外部立会人は第一東京弁護士会所属の女性中年弁護士。
白い服に黒い水玉模様みたいな服を着ていました。
ボールは真面目に皿に載せていました。
しかし、ボールを10個くらい計量したとこで、チーフの磯野波平氏がボールを触れている右手でハンカチを取り出して汗を拭き始めました。
これはけしからんことです。
本来ならその場で会場から指摘すべきですが、検定が終わってから指摘するつもりで、その場は見守りました。
マクドナルドですら、店員は肩から上を触ったら、肘から先すべては30秒間洗わなければならないというマニュアルがあります。
検定をやっているというパフォーマンスを見せたいのであればこういうことも重要です。
汗がついたからと言ってどれくらいの誤差が生じるのかは分かりませんが、厳密さをアピールするのはいくらやってもやりすぎることはありません。
ボールの大きさまで検定が終了した時点で私は汗拭きの件を指摘しました。
しかし、昔だったら、みずほ銀行側も色々グダグダ言って指摘を真摯に受け止めないのですが、今回は真面目に「11」〜「15」まで計りなおしをしていました。
随分進歩したものです。
【抽せんの状況】
私が検定に注文をつけていた関係で、本番スタートまで時間が押してきましたが、通常通り6時45分に抽せんが始まりました。
期待する1個目は「03・緑」が出現しました。
第261回以来の出現で、新球後12回目。
前回の出目のカンチャン数字でした。
見守る2個目は「01・紺」でした。
第253回以来の出現で、新球後10回の大台乗せを実現しました。
ドキドキする3個目は「26・黄」が出現しました。
第241回は今年の3月2日以来の久々の出現で、新球後9回目を数えました。
注目する4個目は「24・緑」が出現しました。
第252回以来の出現で、11回目となりました。
先週のロト6で今年初めて「24」が出現し、ミニロトにも波及してきたのかも知れません。
最後を〆る5個目は「28・紫」となりました。
第263回以来の出現で11回目となりました。
連続出現数字攻略法でピタッとはまりました。
26個のボールがボーナス数字抽せん機に落下し、2名の立会人がボールの数を数えていました。
もう誰も注目していないボーナス数字は「21・紫」でした。
第265回ミニロト 本番数字 摘出順
ボーナス数字
【神田 弘一・記】
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このページは ミニロト6研究会のコンテンツを原稿元にしています。